JISTA関東支部オープンフォーラム2016 開催報告
JISTA関東支部オープンフォーラム2016 開催報告
「最新技術でビジネスはどう変わる?」
【テーマ】未来を見据えたIT戦略のあり方、最新技術に応じたビジネスの仕方
【開催日時】2016年11月12日(土) 13:30~17:30
【会 場】秋葉原UDX NEXT-1
【参加人数】105 名
皆様のおかげで大盛況の中、終了いたしました。
ありがとうございました。
1. 基調講演1 「新技術をビジネスに生かすための環境と人材育成」
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)IT人材育成企画部長 片岡 晃 様
IT人材の不足感が高まる一方で、IT人材を取り巻く状況は、 欧米先進国と比較すると、質的に劣化していると言わざるを得ません。 要因は、ビジネスモデル変革やイノベーション創出など、 競争力強化のためのIT活用が進まないことにあります。IoT、I4.0の時代に入り、ユーザー企業のIT部門、IT企業はより高付加価値な業務へシフトすることが急務となっています。
「ITを利用した高付加価値業務の実現を求められる環境におけるリーダ像」として『事業や技術を俯瞰し、全体を設計する能力』が求められていることが分かりました。受講者からは幅広い調査結果が参考になったとの声がありました。
2. 基調講演2「IoTで勝ち抜くためのエンジニアリングデザイン」
中央大学 理工学部 電気電子情報通信工学科教授 竹内 健 様
IT技術の急速な進展により、製品を設計・試作・製造するコストが劇的に下落しました。製品を「どのように作るか」だけではなく、「何を作り、誰に対して、販売するか」「技術をどのようにマネタイズ (収益化)するか」といったエンジニアリングデザインが重要になってきています。
受講者からは、実際のご経験に基づく話はとても貴重で、これからの仕事のヒントが満載との声がありました。
3. JISTA会員によるパネルディスカッション
「最新技術をどうするの?」をテーマに、会場の参加者も交えて、新技術への取り組みについてディスカッションを行いました。
【モデレータ】阿部 新:大学生協 東京事業連合
【パネリスト】
小島 幸重:総合商社
島本 栄光:株式会社じぶん銀行
齋尾 和徳:三菱総研DCS株式会社
角 正広:NECソリューションイノベータ株式会社
■参考
アンケート結果 回答数 37名(回答率 35.2%)
基調講演1 | 基調講演2 | パネルディスカッション | |
大変参考になった | 20 (54.1%) | 18 (48.6%) | 10 (27%) |
参考になった | 13 (35.1%) | 16 (43.2%) | 19 (51.4%) |
参考にならなかった | 3 (8.1%) | 2 (5.4%) | 4 (10.8%) |
まったく参考にならなかった | 0 | 0 | 0 |
未参加 | 1 (2.7%) | 1 (2.7%) | 4 (10.8%) |