JISTA九州支部オープンフォーラム2025を拝聴して感じた、DX支援の未来

2025年3月15日に開催された「JISTA九州支部オープンフォーラム2025」は、DX(デジタルトランスフォーメーション)に携わる方々にとって非常に学びの多いイベントでした。参加者アンケート結果を踏まえ、イベントの内容と参加者の声を中心に振り返ります。

基調講演:危機からの事業再生とDX

株式会社福岡情報ビジネスセンターの武藤元美社長による基調講演は、多くの参加者から高評価を得ました。アンケートでは、「経営者視点からのDXの考え方について多くの学びがあった」「ITは手段であり、人と人をつなぐことが重要だと再認識した」といった声が寄せられています。

特に印象的だったのは、武藤社長が語った経営哲学や人材育成の重要性です。「魂を揺さぶられた」「稲盛哲学に感銘を受けた」といった感想もあり、参加者の心に深く響いた講演だったことが伺えます。また、具体的なDX施策や成功事例が紹介され、実務に役立つ内容だったとの評価も多数寄せられました。

パネルディスカッション:DXガイダンスの実践

パネルディスカッションでは、経済産業省や地域金融機関、監査法人など多様なバックグラウンドを持つ登壇者が、中小企業のDX推進について議論しました。アンケート結果では、「議論百出で刺激的だった」「JISTAに期待される役割について考える機会となった」といった声が寄せられています。

特に、「事業承継とDX推進を絡めたアプローチ」や「支援者同士の連携体制構築」の重要性が議論され、多くの参加者が新しい視点を得たようです。「情が移れば景色が変わる」というコメントには、DX推進が単なる技術導入ではなく、人間関係や組織文化改革とも密接に関連することを改めて感じさせられました。

講演:中小企業のDX最前線

株式会社福岡銀行ソリューション営業部デジタル化支援グループの植木尚之様による講演も高評価でした。アンケートでは、「金融機関による実際の事例紹介が参考になった」「ナッジ(行動変容を促すアプローチ)の実践例が印象的だった」といった感想が寄せられています。

また、「伴走型支援による信頼構築」や「小規模事業におけるDX化の取り組み」が具体的に語られたことで、多くの参加者が実務への応用可能性を感じたようです。「内部で雰囲気が変わったところなど面白かった」というコメントからも、DX推進による組織変革への期待感が伝わります。

参加者アンケート結果から見えたこと

今回のオープンフォーラムには多くの参加者が集まり、リアルタイムで会場参加した方だけでなくオンライン視聴者も含めて幅広い層から支持されました。アンケート結果では以下のような傾向が見られます。

  • 満足度: 基調講演(平均評価5.00)、パネルディスカッション(平均評価4.77)、講演(平均評価4.63)と全体的に高評価。

  • 学び: 「経営哲学」「ナッジ」「伴走型支援」など具体的かつ実践的な内容への共感。

  • 期待: JISTA九州支部へのさらなる活動拡大への期待。「JISTA以外の方も多く参加してほしい」という声もあり、今後はより広範囲な層へのアプローチが求められる。

そして懇親会へ。。。

懇親会はGRANDMIRAGEで盛大に開催され、登壇者や参加者が一緒に集まって、本当に楽しい有意義な時間を過ごしました!

落ち着いた雰囲気の中、みんなでおしゃれに食事しながら、フォーラムでの話題をさらに深く掘り下げることができました。参加者同士のつながりもさらに強くなった感じがする、本当に素晴らしい時間でした!

JISTA九州支部として感じたこと

今回のフォーラムを通じて、中小企業支援におけるDX推進は技術だけでなく、人材育成や組織文化改革が不可欠であることを改めて実感しました。参加者から寄せられた声は、私たちJISTA九州支部にとって大きな励みとなりました。

これからも地域社会へ貢献し、中小企業とともに成長するための活動を続けてまいります。次回イベントではさらに多くの方々にご参加いただけるよう、新しい試みも検討していきます。

JISTAは、情報交換や相互研鑽を通じて仲間とともに成長できる場所です。ITストラテジストとして新しい価値を創造しませんか?
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あなたとお会いできる日を楽しみにしています!


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